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フランス旅行 その5

 

今日は朝から早起きしてBeauneの朝マルシェへ。

水曜日の朝と日曜日の朝にボーヌではHôtel-Dieu前の広場で朝市が開かれます。

日曜日はかなりのお店が出店して大賑わいなのですが、

今日は残念ながら水曜日のマルシェなのでお店は日曜の5分の1くらいしか出店していません。

ただ最後の日に行ったパリのマルシェで感じたのですが田舎のマルシェは安いです。

時間に余裕があるならゆっくり1か月くらいアパートを借りて

日本では買えない野菜や魚、肉などの食材を買い込み、自分たちで料理して

食べたりするのも憧れます。

 

そして本日はLyonリヨン観光です。Beauneから車で約1時間半南下。

フランス第3の都市(10年くらい前までは第2でしたがマルセイユに越されました)

ブルゴーニュ方面から流れるソーヌ川とローヌ川が合流し街の中心を流れ

旧市街はユネスコの世界遺産にも登録されているたいへん美しい街です。

 

とりあえず街のど真ん中にあるベルクール広場の地下に車を止め

街を散策しつつリヨン1番の景観を誇るフルヴィエールの丘にケーブルカーで登ります。

リヨンの町を一望できるサンジャン大教会の裏は観光客でいっぱいです。

まあせっかくリヨンに来てるのにここに来ない人はいないでしょうから。

私は2度目ですがやっぱり素晴らしかったです。リヨンに来たな~と思いますね。

 

さてリヨンはお菓子屋さんが目立ちます。

フランスはどこの町でもお菓子屋は華やかですから目を引きますが

特にリヨン名物のプラリーヌ リヨネーズは鮮やかな赤色なのでどうしても目がいってしまうんです。

このお菓子はアーモンドに赤ピンクの砂糖を纏わせたもので味はそこそこ。

他にも赤い砂糖をブリオッシュに纏わせた菓子もあります。こちらは美味しいのですが

食べるまでは味のイメージが湧かないのと華やかずぎて若干抵抗のある人もいるのでは。

あともう一つ有名なお菓子。クーサン ドゥ リヨンというセルリアンブルーの砂糖菓子。

クッションの形をしていてかわいらしい砂糖菓子です。

せっかくリヨンまで来たんだから名物の内臓料理でも食べたかったのですが

菓子を食べすぎてしまい断念・・・次回は必ず!

 

 

リヨンに泊まるのでしたらもっとゆっくりできたんでしょうが今夜は

Bourg-en-Bresseブールカンブレスに宿泊です。

あまり観光で行くところではないかもしれませんがリヨンから北東に1時間ほどの街で

カーヴでもよくご用意している世界有数の鶏肉の産地です。

 

ということで本日のメインイヴェントはもちろんディナーの鶏料理です。

L’Auberge de Bressanローベルジュ ドゥ ブレッサンというお店で噂では

昔はミシュラン2つ星だったと聞きました。(Monsieur Gagnard談)

場所はサヴォワ公の建てた有名な教会の目の前で、外観はガラス張りで豪華

2つ星であっても不思議ではない様子です。

 

メニューはコース料理が充実していて今回はせっかく来たので1番豪華なコースを注文。

とは言いましても田舎町なのでそんなに高くはないです。

東京で同じ内容なら大変なことになります!!

 

さて料理を決めた後はワインリストを拝見。

ここのお店100%料理目当てで選んでおりまして事前のワイン情報が全く無く

若干心配してはいたのですが案の定・・・

ここも南の外れとは言えBourgogneなのですがリストの大半が

ルイ ラトゥール&ジョゼフ ドゥルーアンで占められていてしかも安くない!!

フランスまで来てそれは無いでしょと意気消沈気味の私。

でもそれじゃダメだと気をとり直してゆっくり上から見直します。

やっぱり無いじゃないですかと、思いかけた最後の最後にありましたまさかの珠玉のワイン。

72Romané St-Vivant(Marey-Monge)マレイ モンジュのロマネ サンヴィヴァン!!

知らない方もいるかもしれませんが、その昔はブルゴーニュきっての大地主だった名家らしく

DRCが持っているサンヴィヴァンの畑の多くはマレイ モンジュ家から買い取った区画です。

このワインは1972年物ですからDRCがマレイモンジュから畑を借りてワインを作っていた頃の物。

ラベルはMarey-MongeラベルですがVillaineLeroyと書かれていて

中身は正真正銘ロマネコンティ社のサンヴィヴァンです。大至急注文!!

 

ど真ん中の非常に良い席に通して頂いた事もあるんですが

何だか凄そうなワインを頼んでいる東洋人を見て地元の方々は何だか落ち着かない様子。

みんなでちら見。サーヴィスしてくれているご年配のムッシュは

メンタル的には問題ないようなのですが若飲みのフランス。あまりこんな古いワインは

出ないのでしょう。技術的に難あり。抜くスピード早い早いよ!

案の定ボキッと中折れでコルクは気圧の変化により引っ張られて液中に落下。

ムッシュ ボトルと共に裏へ・・・大丈夫か?

颯爽と戻ってきたムッシュの手にはデキャンタが!いやいや本当に勘弁してください。

こんな繊細なワインをデキャンタ―ジュしたら早速虫の息ですよ。

何とかデキャンタ―ジュを阻止して、落ち着いたところでワインいただきます。

 

2年前くらいに全く同じアイテムをカーヴでサーヴしていたのですが

さすが動いていないだけあってコンディションは抜群です。

色は非常に澄んだ朱色でエッジにかけてだんだんオレンジにグラデーションしています。

香りはしっとりとした落ち葉を思わせ、半分乾燥したフルーツやスパイスを感じます

DRCらしく甘みがしっかりとあり、酸は感じますが極めて穏やかで長い余韻。贅沢だわ~

 

ワインの事ばかりになってしまいましたが、お料理を忘れてはいけません。

前菜はフォワグラでお互いに冷製と温製をいただきます。

冷製はテリーヌです。ねっとりとして全くざらつきの無いかなり良いフォワグラを使っている様子。

私あんまり冷たいフォワグラ好きじゃないのですがこれは旨いです。

 

温製は当然ポワレでリンゴのソテーと一緒にいただきます。

温かくてもその素材の良さは感じられますが焼きは微妙・・・ちょっと残念。

 

2皿目の前菜はオマール ブルーです。でっかいオマールとそのオマールのラヴィオリ。

夏トリュフも品よく薫ります。大きく切ってボリッといただきます。海老ウマ!!

 

そして最後はこれぞブレス鶏最高の食べ方です。教科書にもよく出てくる料理。

ブレス産プーラルドのブレゼ。モリーユ茸とシャルドネとクリームで鶏を蒸し煮にした料理です。

うまい旨すぎる!シンプルなんですけど素材勝ちですね。

料理の技術や繊細さ真剣さなどは日本のレストランの方が遥かにレヴェル高いと思いますが

その土地が持っている雰囲気なんでしょうか?良いお店に感じてしまうんですよね。

大満足でホテルへ戻りサウナに入ってご就寝。しあわせです~~

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