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2012 年 5 月 のアーカイブ

フランス旅行 その5

2012 年 5 月 31 日 木曜日

 

今日は朝から早起きしてBeauneの朝マルシェへ。

水曜日の朝と日曜日の朝にボーヌではHôtel-Dieu前の広場で朝市が開かれます。

日曜日はかなりのお店が出店して大賑わいなのですが、

今日は残念ながら水曜日のマルシェなのでお店は日曜の5分の1くらいしか出店していません。

ただ最後の日に行ったパリのマルシェで感じたのですが田舎のマルシェは安いです。

時間に余裕があるならゆっくり1か月くらいアパートを借りて

日本では買えない野菜や魚、肉などの食材を買い込み、自分たちで料理して

食べたりするのも憧れます。

 

そして本日はLyonリヨン観光です。Beauneから車で約1時間半南下。

フランス第3の都市(10年くらい前までは第2でしたがマルセイユに越されました)

ブルゴーニュ方面から流れるソーヌ川とローヌ川が合流し街の中心を流れ

旧市街はユネスコの世界遺産にも登録されているたいへん美しい街です。

 

とりあえず街のど真ん中にあるベルクール広場の地下に車を止め

街を散策しつつリヨン1番の景観を誇るフルヴィエールの丘にケーブルカーで登ります。

リヨンの町を一望できるサンジャン大教会の裏は観光客でいっぱいです。

まあせっかくリヨンに来てるのにここに来ない人はいないでしょうから。

私は2度目ですがやっぱり素晴らしかったです。リヨンに来たな~と思いますね。

 

さてリヨンはお菓子屋さんが目立ちます。

フランスはどこの町でもお菓子屋は華やかですから目を引きますが

特にリヨン名物のプラリーヌ リヨネーズは鮮やかな赤色なのでどうしても目がいってしまうんです。

このお菓子はアーモンドに赤ピンクの砂糖を纏わせたもので味はそこそこ。

他にも赤い砂糖をブリオッシュに纏わせた菓子もあります。こちらは美味しいのですが

食べるまでは味のイメージが湧かないのと華やかずぎて若干抵抗のある人もいるのでは。

あともう一つ有名なお菓子。クーサン ドゥ リヨンというセルリアンブルーの砂糖菓子。

クッションの形をしていてかわいらしい砂糖菓子です。

せっかくリヨンまで来たんだから名物の内臓料理でも食べたかったのですが

菓子を食べすぎてしまい断念・・・次回は必ず!

 

 

リヨンに泊まるのでしたらもっとゆっくりできたんでしょうが今夜は

Bourg-en-Bresseブールカンブレスに宿泊です。

あまり観光で行くところではないかもしれませんがリヨンから北東に1時間ほどの街で

カーヴでもよくご用意している世界有数の鶏肉の産地です。

 

ということで本日のメインイヴェントはもちろんディナーの鶏料理です。

L’Auberge de Bressanローベルジュ ドゥ ブレッサンというお店で噂では

昔はミシュラン2つ星だったと聞きました。(Monsieur Gagnard談)

場所はサヴォワ公の建てた有名な教会の目の前で、外観はガラス張りで豪華

2つ星であっても不思議ではない様子です。

 

メニューはコース料理が充実していて今回はせっかく来たので1番豪華なコースを注文。

とは言いましても田舎町なのでそんなに高くはないです。

東京で同じ内容なら大変なことになります!!

 

さて料理を決めた後はワインリストを拝見。

ここのお店100%料理目当てで選んでおりまして事前のワイン情報が全く無く

若干心配してはいたのですが案の定・・・

ここも南の外れとは言えBourgogneなのですがリストの大半が

ルイ ラトゥール&ジョゼフ ドゥルーアンで占められていてしかも安くない!!

フランスまで来てそれは無いでしょと意気消沈気味の私。

でもそれじゃダメだと気をとり直してゆっくり上から見直します。

やっぱり無いじゃないですかと、思いかけた最後の最後にありましたまさかの珠玉のワイン。

72Romané St-Vivant(Marey-Monge)マレイ モンジュのロマネ サンヴィヴァン!!

知らない方もいるかもしれませんが、その昔はブルゴーニュきっての大地主だった名家らしく

DRCが持っているサンヴィヴァンの畑の多くはマレイ モンジュ家から買い取った区画です。

このワインは1972年物ですからDRCがマレイモンジュから畑を借りてワインを作っていた頃の物。

ラベルはMarey-MongeラベルですがVillaineLeroyと書かれていて

中身は正真正銘ロマネコンティ社のサンヴィヴァンです。大至急注文!!

 

ど真ん中の非常に良い席に通して頂いた事もあるんですが

何だか凄そうなワインを頼んでいる東洋人を見て地元の方々は何だか落ち着かない様子。

みんなでちら見。サーヴィスしてくれているご年配のムッシュは

メンタル的には問題ないようなのですが若飲みのフランス。あまりこんな古いワインは

出ないのでしょう。技術的に難あり。抜くスピード早い早いよ!

案の定ボキッと中折れでコルクは気圧の変化により引っ張られて液中に落下。

ムッシュ ボトルと共に裏へ・・・大丈夫か?

颯爽と戻ってきたムッシュの手にはデキャンタが!いやいや本当に勘弁してください。

こんな繊細なワインをデキャンタ―ジュしたら早速虫の息ですよ。

何とかデキャンタ―ジュを阻止して、落ち着いたところでワインいただきます。

 

2年前くらいに全く同じアイテムをカーヴでサーヴしていたのですが

さすが動いていないだけあってコンディションは抜群です。

色は非常に澄んだ朱色でエッジにかけてだんだんオレンジにグラデーションしています。

香りはしっとりとした落ち葉を思わせ、半分乾燥したフルーツやスパイスを感じます

DRCらしく甘みがしっかりとあり、酸は感じますが極めて穏やかで長い余韻。贅沢だわ~

 

ワインの事ばかりになってしまいましたが、お料理を忘れてはいけません。

前菜はフォワグラでお互いに冷製と温製をいただきます。

冷製はテリーヌです。ねっとりとして全くざらつきの無いかなり良いフォワグラを使っている様子。

私あんまり冷たいフォワグラ好きじゃないのですがこれは旨いです。

 

温製は当然ポワレでリンゴのソテーと一緒にいただきます。

温かくてもその素材の良さは感じられますが焼きは微妙・・・ちょっと残念。

 

2皿目の前菜はオマール ブルーです。でっかいオマールとそのオマールのラヴィオリ。

夏トリュフも品よく薫ります。大きく切ってボリッといただきます。海老ウマ!!

 

そして最後はこれぞブレス鶏最高の食べ方です。教科書にもよく出てくる料理。

ブレス産プーラルドのブレゼ。モリーユ茸とシャルドネとクリームで鶏を蒸し煮にした料理です。

うまい旨すぎる!シンプルなんですけど素材勝ちですね。

料理の技術や繊細さ真剣さなどは日本のレストランの方が遥かにレヴェル高いと思いますが

その土地が持っている雰囲気なんでしょうか?良いお店に感じてしまうんですよね。

大満足でホテルへ戻りサウナに入ってご就寝。しあわせです~~

フランス旅行 その4

2012 年 5 月 25 日 金曜日

 

4日目はBourgogneブルゴーニュに行くので本来ならば南下していくところですが

朝早くから北に進路をとります。なぜなら昨日、月曜定休日のパティスリー

日本でも伊勢丹さんで買えるので知っている人も多いと思いますが

コンフィチュールの妖精クリスティ―ヌ フェルベールのお店に行くためです。

 

村はNiedermorschwihrニーデルモルシュヴィールという所で

ワインの作り手Dm Albert Boxlerアルベール ボクスレーでも有名な町です。

Turckheimテュルクハイムから景色の良いワイン街道を登っていくとあります。

 

日本で有名なコンフィチュール(ジャム)もそこでしか手に入らない斬新な

素材の合わせ方をした物が楽しめます。たとえば

バナナ&チョコレート&フランワーズとかバニラ&新玉ねぎ&青りんごだったり

アスペルジュソヴァージュ&バニラなど発想がとても奇抜です。

アルザス名物のお菓子クグロフやショコラも秀逸。パンも焼いてます。楽しいわ~。

 

 

そろそろ行こうかと先ほどの景色の良い坂を下りつつ、畑の写真を撮るため駐車。

パシャパシャ畑の写真を撮っていると、近くで10時休憩をとっている

何処ぞの造り手の畑チームを発見!

何処の造り手さんですか?と聞いたところ偶然ストラスで飲んだウンブレヒトのチームでした。

サンパな人達で仕事を楽しんでいる感じ。美味しい葡萄を作ってくださいね!

 

少し北上してKaysersbergを散策。1つ星のLe Chambard等ちら見しながら

最後のブレッツェル(大)を食べアルザスを後にします。

(書いていませんが実はいろんな町でブレッツェル食べまくっています。いちいち旨いです)

 

 

名残惜しいアルザスを後にしOPELを飛ばしてブルゴーニュへ。

まずはDijonディジョンに寄り道して有名ショコラティエFabrice Gilotte

お約束のMAILLE(誰でも知ってるマスタード屋さん)

観光客が触りすぎて体を成していない幸福のフクロウの彫刻などを拝み

私らも左手でタッチしているところをパシャッと撮影してさくっとDijon終了~.

 

 

そして懐かしのコートドールへ突入です。しかしMarsannayマルサネ等はスルー。

Gevrey Chambertin村から畑道に入ります。

Morey St Denis,Chambolle Musignyと過ぎVosne Romanéeです。

べたですが,Romanée Contiロマネコンティの前で車を止め、ちょっと休憩&写真撮影。

アルザスの風景も素晴らしいですが、やっぱり違うブルゴーニュのこの雰囲気。

雄大にして繊細、圧倒されるスケールと包み込むような優しさがある本当に美しい畑です。

なんかちょっと泣きそうになるセンチメンタルな私。

 

さてヴォ―ヌロマネを後にしてNuits St Georgesやその他スルーするただのミーハーソムリエ。

Beauneに到着です。

 

8年前住んでいた頃と基本的には変わりませんが、よく気にして見ていると

店の名前が変わっていたり、目立ったのがワインショップの閉店です。

お客様の目が肥えてきてしょうもない店が淘汰されるのは仕方のないことですがなんだか寂しいです。

でも大好きなだったお店は今もすべて健在!!当然です。

パン屋のAux 3 episオートワゼピやパティスリーのBouchéeブーシェ、

ビストロMa Cuisineマキュイジーヌなど良いお店がいっぱいです。

やっぱり落ち着きます。歩きづらい石畳も一通だらけの道もすべてが懐かしい。

Beauneはホーム感があります。パリなんて完全アウェーです。

 

そして今夜は懐かしのマキュイジーヌでBシャールのN山さんと一緒に食事です。

まず前菜は茹で上げのホワイトアスパラガスをオランデーズソースで、これ王道。

日本では食べづらくなったシャロレ牛のカルパッチョ

忘れてはいけないザ・ブルゴーニュ料理ジャンボンペルシエ。

 

メインはブレス産小鳩のローストと鴨胸肉のロースト

そしてこれまたザ・キュイジーヌレジョナル ブッフブルギニョン!

やっぱりこうでなくちゃですフランス田舎料理。

 

ワインは前日と同じくCoche-Duryですが09Bourgogne Blanc

赤ワインは相当迷ったのですが掟破りのBeauneLanguedocを頼むという荒業を。

98 La Grange des Peresを注文です。なんだか気分が乗らなかったのと

前日のワインリストが安すぎて勝手に自分だけ頭がデフレ化していたためこんな事態に

普通に考えたらは安いのに・・・すいませんMonsieur..

でも相変わらず良い店でしたね。Beauneに来たらやっぱりここでしょ!

お休みの日が多すぎて困りもんですが・・・

フランス旅行 その3

2012 年 5 月 24 日 木曜日

 

3日目です。やっと葡萄畑が見えます

ストラスでレンタカーを借りて早速ワイン街道へ。

 

久しぶりのアルザスの葡萄畑はやっぱり広い!

ストラスから西に行くと程なくして風景は葡萄畑一色になります。

全長約100キロ、幅は3キロの帯状に(らしいです)北から南に広がる畑を

点在するかわいらしい街に寄りながら南下していきます。

 

オベルネやリヴォ―ヴィエ, Haut-Kœnigsbourgオーケニグスブールという城にも

寄り観光を満喫。この城は名作「ルパン三世 カリオストロの城」の舞台なのではないかと

思ってしまうような男心をくすぐる雰囲気満載の場所です。

ちなみにカリオストロの城のモデルはリヒテンシュタイン城みたいです。

 

 

色んな街を抜けBergheimべルグハイムを通り過ぎようとすると目に入ってきたのは

Domaine Marcel Deissマルセル ダイスの文字。たしか昔はアポなしでも入れてくれたなと思い

そろりとドアを開けると受付らしき男性と大量のグラス。

なんか様子が違うな~と思いながらテイスティングできるか聞いたところ

何と偶然ですがその日はテイスティングルーム改装初日の

プロだけ集めた試飲会の日だったんです。

たまたま目の前を通った東京で働いているソムリエを快く迎えてくれる

心の広いJean-Michel&Mathieu Deissさすがです。Très mercieです。

試飲のワインは日本に入っていないプルミエクリュの畑も

当然グランクリュも各3ヴィンテージずつあり大変充実した試飲が出来ました。

それにしても’90Riesling St-Hippolyte旨かった~。

 

その夜の食事は旅行前日に「アルザスに良いワインがものすごく安く飲める店がある」と

聞き急いで予定を変更した、アルザス南端にある相当辺鄙な村のレストランです。

信頼性の高い人からの情報なのでかなり期待して来店。お店の名前は秘密。

 

当然予約を入れていくと、中庭がありガラス張りの思っていた以上にお洒落なお店。

まずはシャンパーニュをグラスで。何か忘れましたがグランメゾン系です。可もなく不可もなく。

料理をさくっと決めていよいよ楽しみにしていたワインリストを拝見

分厚い辞書のようなリストです。最初のページは当然地元のアルザスワイン。

2ページに亘り細かい文字でぎっしりです。そして安!!

 

気を落ち着けながら次のページへ、ブルゴーニュの白です。

おいおい・・見たことないくらい良いワインが安く乗っかっています。

Coche-Dury01Meursault Perrieresがなんと200€です。

Verget94Le Montrachet200€!私恥ずかしながら興奮してます。やばし。

このまま赤ワインのページに突入したら鼻血が出るのではなかろうかと懸念されましたが

例え鼻血が出ようが吐血しようが見なければソムリエじゃない。

案の定、綺羅星のようなグランヴァンがお安くぎっしりです。

ただその時白ワイン気分だった事もありますが

気持ちが断然Coche-Duryだったのでそちらをオーダーです。いや~旨かった。

 

料理はそこそこでしたがワインリストが圧倒的で

また伺いたいレストランでした。

フランス旅行 その2

2012 年 5 月 22 日 火曜日

2日目の朝、空はどんより今にも雨が降りそうです。

ただそんなことで落ち込んでいたら天候が目まぐるしく変わる春のフランスを楽しむことはできません。

 

気をとり直して早速モンマルトルの丘まで早朝ジョギングへ出発。

映画「アメリ」にも出てきたオシャレなカップルの集まる公園です。

当然早朝なので思っていた雰囲気とは違いますが、ジョガーがいっぱいいて

さすがマラソン大好きな国だなーと実感しました。

 今日はパリを離れ最初の目的地アルザスのストラスブールへ。

久しぶりのTGVでテンションもだんだん上がってきます。

 

そしてストラス到着!でも天候は曇りのまま・・ただ雨が降らないだけまし。

スーツケースをガラガラ引いてホテルに向かっていると

見えてきましたストラスブール大聖堂!!

近くで見上げるとその繊細な彫刻とダイナミックな姿に圧倒されます。

1439年に250年近くもかかって建てられたこの教会は

今でも世界第6位の高さを誇るそうです。さすが世界遺産にも選ばれるわけです。

 

私海外旅行に行く時はなるべくキッチリと計画を練り上げ

出来るだけ無駄な時間がないようにするのですが、今回このストラスブールだけは

全くのノープランだったので夜食事する場所もミシュランガイドをもとに選びました。

それにしても日曜日のストラスブールはお店が本当に休みだらけです・・・

 

やはりアルザスのような郷土料理がたくさんある地域では

ガストロノミックなお店よりビストロのりのお店に行きたくなります。

今回選んだのはBierstubs(ビエルステュブ)いわゆるビール居酒屋みたいなものでしょう。

因みにWinstubs(ビンステュブ)という

ワイン居酒屋みたいな物もよく見ます。あまり違わない気がしますが。

 

お店の名前はラミ シュッツ?「L’Ami Schutz」川沿いにある雰囲気のある山荘風のお店で

決してハイシーズンとはいえない静かな日曜日なのにお店に入るとお客様でいっぱいです。

これは期待できるかも。予想以上にお客が入ってしまったようで

サービスの姉さんはてんてこ舞い。まーゆっくりやりましょう。

 

飲み物はアルザスビールのMeteoメテオとHumbrechtウンブレヒトの

07Riesling Herrenweg de Turckheimリースリング エレンヴェック ドゥ トゥルクハイム

そしてお水も当然アルザスのCoronaコロナです。

 

食事は前菜が、ガチョウの首にフォワグラやガチョウの肉ピスタチオなどを

詰めてテリーヌの様に仕立てる冷製の郷土料理を頼み

メインはやっぱりシュークルートガルニです。

 

正直特別美味しかったわけではないですがサンパ(親切、感じの良いみたいな意味)な

サーヴィスと雰囲気で楽しめました。

フランス旅行 その1

2012 年 5 月 10 日 木曜日

4月の中頃から行ってきたフランス旅行記です。

去年の台湾と同じく、食事についての話の割合が大半を占めるかと思います。

まず1日目は夕方5時くらいにシャルル ド ゴール到着の便で行きましたので

夕食はゆっくりとCasa Olympeというお客様に教えていただいた子羊が人気のビストロへ。

お店の雰囲気はフランスというよりはオリエンタルな様子。

セッティングの感じもいろんな色を使い何だかスパイスの香りが漂ってきそうです。

最初に頂いたのは日本では食べられなくなった仔牛の脳味噌のベニエ。

ケッパーのきいた焦がしバターのソースで、しっかりとした濃い味のルッコラのサラダがたっぷり添えられています。

濃厚な鱈白子のフリットみたいな物で外はサクッと中はねっとり臭みなど全くないです。

嫁はイワシのオイル漬けを選択。贅沢に使った香草とオイル。巨大なイワシがココットにたくさん入ってます。

半生のイワシはシャンパーニュと美味しくいただきました。

そしてメインは子羊ど~ん!!

今が旬の乳飲み子羊の肩肉1本丸ごと焼いてじゃが芋のソテーと一緒に食べる大皿料理。

当然2、3人前です。さすがに脳味噌の後でこの子羊はヘビーでしたが、

やはり乳飲み独特のミルクを感じさせる香りがあり、贅沢な食事でした。

こちらのオーナーがコルシカ島の出身らしくビールはプレッションではなくコルスの瓶ビール

水もコルスのサンジョルジュ

と来たらワインも当然コルスでしょということで、アントワーヌ アレナの

パトリモーニオ グロット ディ ソル 09を頂きました。

初日の晩の食事としては最高の1軒なのではないかと思います。

いや~でも宿の近くは恐かったですな~。

Gare de Nord、Gare de l’Estの近くは気を付けてくださいな! その2につづく