2011 年 10 月 のアーカイブ
2011 年 10 月 12 日 水曜日
2011年秋のヴァカンスはヨーロッパでも国内でもなく初のアジア旅行に行ってまいりました。
都合上最大4日間しか旅行に時間が使えなかったのでアジアで何処にしようか迷ったのですが、結局台湾に決定。
休み前にお客様から非常に多くの情報(98%は食べ物系)を頂けたので、その情報とガイドブックの情報を元に
「4日間食べっぱなし!胃を休めている暇はありません食い倒れツアー」を嫁が企画。
非常に美味しい物もあったのでご紹介したいとおもいます。 *注 ほぼ全部B級グルメです
まず初日ホテルに荷物を置いたらすぐ出発。目的地はMRT(地下鉄)忠考復興駅近くの「阿宗麺線」というお店へ。
麺線(ミエンシエン)という豚の大腸とカツオの出汁の効いた茶色いとろとろなスープに
細めのそうめんの様な麺で食べる台湾版ファストフード。味濃いめで体に悪そうですが大好きです。
ここの店は支店らしく本店は4つほど西に行った駅にあるそうです。近いな。じゃーなんで本店に行かなかったのか?
夜は士林夜市に。台北は夜市がいっぱいらしいのですが士林は1番大きい夜市です。
まず士林美食広場という屋台の集まった施設に行き
「大餅包小餅」という 揚げ餅を叩いて粉々にし、ピーナッツやカレーなどのフレーバーパウダーをかけ
クレープで巻いた惣菜?を食べました。説明からしてあまり食欲をそそる物ではなさそうですよね?
実際私は全然美味しく感じませんでしたが、長蛇の列です。なぜ・・・
次に私の顔の大きさ位の巨大な鶏のから揚げ屋さん「蒙大大鶏排」(ちょっと漢字違います)へ
けっこう美味しいです。台湾スパイスがかかっていて一人では食べきれない。
おばちゃんの勢いに負けて入った店で食べた牡蠣の入った台湾風オムレツは
店の前で鉄板で焼いています。とろとろで旨そうなのですが味が全く極まっておらず
助けを求め卓上にあった何やら辛味噌のような調味料をかけ
味を直そうとしたのに激辛で追い打ちギブアップ。士林美食広場 私とあまり相性よくないです・・・
でも気を取り直してデザートを食べに。上野アメ横の様な雰囲気の場所にあるかき氷屋さんへ
「辛發亭」です。氷自体に味が付いているものを特注の削り器で帯状に削るのが特徴。
人気らしいピーナッツ味を食べたのですが相当レベル高いです!口に入れるとふわっと軽く溶け
豆の香ばしさがしっかりと残り絶品です。この機械欲しいっす。 1日目終了
2日目は朝食からお出かけです。MRT善導寺駅前の崋山市場2Fにある朝食屋さん
ちょっとお砂糖の入った豆乳に揚げ餅を浸して食べる物(フランスのカフェオレ&クロワッサン的な感じか?)や
葱や干しエビ、砕いた揚げ餅の入った塩気のある豆乳を頂きました。おなかにやさしく体がきれいになりそう。
お昼は待ってました台湾の王道 小龍包。でも日本にもある超メジャーな店には行かず
台湾庶民で賑わう方の有名店「明月湯包」へ。当然小龍包をオーダーです。
ほかにも羽根つき餃子、酸辣湯、葱餅なども発注。
小龍包旨いです。まったく中華料理に詳しくないので説得力に欠けますが他の料理もそこそこに美味。
本当は超メジャー店にも行き、2店を食べ比べてみたかったのですが胃袋の関係で断念しました。残念。
夜は台湾大好きな美食家夫婦に推薦して頂いた台湾料理屋「明福台菜海産」に。
そのご夫婦の他にも何組かの料理好きの方に聞いていたのですごく楽しみで行きました。
ぶっ飛びスープと呼ばれているスープが特に有名で前日までに要予約なのですがこの日は
他のものを食べたかったのでおあずけです。
山菜の炒め物(名前解らず)は日本ではたぶん取れない初めて食べる食感の非常に美味しい山菜でした。
トーチーや小魚、ニンニクとざっくり炒めただけかと思うのですが、もう一度食べたくなる一品です。
卵のたくさん入ったカニの蒸し物。酸っぱいたれに付けて食べます。まー美味しいですが特別ではないです。
何人かのお客様やガイドブックにお勧めされていた台湾マヨネーズをかけたトコブシのオーブン焼きみたいな料理。
台湾マヨネーズですが日本の物より砂糖的な甘さが付いており油っこい感じがします。
この料理は癖になるのかもしれませんが私はあんまり・・?
でもトコブシ自体は柔らかく旨味もしっかりです。マヨネーズなしでいきたいかも。
最後の料理これ絶品。モツのから揚げ!!これもお客様からのお勧めでした。
部位はたぶん豚の直腸だと思います。シンプルに素揚げしたモツに添えてある塩胡椒に付けて、なんと!バジルを一緒に食べます。
斬新です。モツの独特の香りとバジルがすごいバランスで合います。また食べたい。
そして深夜嫁を残してホテルを抜け出し、小走りで20分ほどの所にある
牛肉麺(ニュウロウミエン)の店「林東芳牛肉麺」へ。
何のガイドブックをみても麺類のだいたい最初に載っています。
特別麺類が好きな訳ではないのですが、勢いで行ってしまいました。
これがなかなかの物で、透明な茶色い牛出汁のスープに讃岐うどんの様なこしのある麺と
長時間煮込まれて柔らかくねっとりとした、筋のかんだ牛肉が乗っています。
素朴ですが旨味ぎっしりで意外に品が良いです。人気があるのも頷けます。2日目終了です。
3日目 朝は牛肉麺のおかげで胃がもたれ、ちょっとゆっくり起床。ホテルのビュッフェで台湾フルーツ&サラダ。
昼はまさかのまた牛肉麺!!全面的に嫁が予定を立てたので
私あまり把握しておらずこんな事態に・・・でも美味しかった。
ここもお客様情報で行きました。中正記念堂と永康街の間あたりにあるお店で地元の人でいっぱいです。
牛肉麺は前日行ったお店よりスープが若干白濁しています。麺は同じくしこしこ。
牛肉は柔らかく煮込まれていますが筋は少なめの部位で、一緒に何やら青菜が添えてあります。美味。
ただ、このお店で印象に残ったのは牛肉麺ではなくサイドメニューの「ピータン豆腐」です。
ピータンの中がとろけて出てくるんです。半生ピータン?旨い旨すぎる!
体調万全なら2個目いきました確実に。豆腐に関してはスーパーの豆腐レベルです。バランス悪~
そしてお店を変えまして、お昼のデザートは台湾名物「永康15」のマンゴーかき氷。
氷は普通の削り氷ですがその上にマンゴーアイス&フレッシュマンゴーが山のように乗っております。
2人で1つの注文で十分です。台湾マンゴーっておいしいですね。
夜は2夜連続「明福台菜海産」に。結構保守的な2人。どうしてもぶっ飛びスープが気になってしょうがなかったんです。
前日の帰り際お願いした例のスープが入店後大至急登場。まだメニュー見てないんですけど・・・
でも2~3人前と聞いていたのですが結構あるんです。メニューが出てこないのも頷けます。
なんだか恭しく運ばれてきたスープをお店の方が取り分けてくださいます。
ふかひれ、アワビ、松茸、何かの内臓(豚の精巣?)くわい、たけのこ、豚足etc..
具材もさることながらやっぱりスープが旨味たっぷりで最高です。注文して良かった。気持ち的にも満足。
でもせっかくだからお腹いっぱいだけどもう1品くらいは注文したい。
そこでメニューを頂き吟味した結果、まさかのモツのから揚げ再オーダー。私ら保守的・・・でも満足。3日目終了。
最終日です。朝から朝市へ。
楽しいですね~旅行に行ったら必ず1度は立ち寄らずにはいられないのが市場&スーパーです。
見たことのない素材がいっぱいです。青菜など何を炒めても美味しそうに見えてきますね。
あとフルーツもあまりお目にかからない物だらけで南国なんだな~としみじみ思います。
なんて散策しながら美味しそうで、ちょっと食べられそうな物いろいろ発見!ただちに食べます。
「黒糖餡が入ったエッグタルト」1つだけと言ったら怪訝な顔されましたがそれもそのはず人気屋台みたいで
見ていると地元の人たちは5個単位で買っていくのが常識みたいで実際かなり美味しかったです。
「具だくさんちまき」 私もち米大好きです。味しっかり目でかなりのボリューム。
「ミニ魯肉飯」漢方薬や調味料と脂身の多い豚の肉を甘辛く煮て、ご飯にかけた台湾のファストフード。
味付け玉子を追加です。有名なんで1回は食べたかった。嫌いな要素が何もないです。
台北駅近くの有名な胡椒餅の店「福州世祖」へ。胡椒餅とは、ナンを焼く様に石窯の内側に張り付けて焼き上げる
胡椒のきいたパン生地の肉まんといった食べ物です。丁度焼きあがる前にお店に到着。焼き立てを即購入です。
せっかくの焼き立て早く食べなければと思いかぶりつくと、予想はしていましたが激熱です。
しかも手にまで肉汁が!危うく胡椒餅を投げ捨てるところを何とか気合で耐える。相当旨いです。火傷必死ですけど。
台北駅地下で美味しそうなカットフルーツの店発見。見たことのない梨の様な果物と林檎の様な果物購入。美味。
そろそろ飛行機の時間も差し迫ってきました。若干余った小銭をいかにうまく使いきるか大事です。
財布の中はもう80台湾ドルだけ。こういう計算得意なんです。ホテル近くの胡椒餅屋さん1つ40台湾ドル。
本日2回目の胡椒餅2つ購入で残金0です。素晴らしい。
「南京東路胡椒餅」という屋台で売っているお店です。先ほどの物より胡椒が効いていてパワフル。甲乙つけがたいです。
そんなこんなで無事食い倒れツアー終了です。
当然食べ物ばかりではなく故宮博物館や猫空、中正記念堂などの観光地にも行って来ましたが
やっぱり印象に残っているのは食事ばかりですね。いや~本当に楽しかった台北謝謝!再見。
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