2010 年 8 月 のアーカイブ
2010 年 8 月 23 日 月曜日

- 鰻と里芋のテリーヌ
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とうもろこしのブランマンジェ
8月も終盤を迎え残暑厳しいこの季節、パワーのつく物を食べて
体力回復させてください。
<冷製>
・とうもろこしのブランマンジェ 根セロリとキルシュのソース
とうもろこしのなので真っ白ではないですがブランマンジェという名前。
ピューレにした根セロリとキルシュ(さくらんぼの蒸留酒)風味のジュレを
のせ雲丹を添えた前菜です。
とうもろこしの品の良い甘さを楽しめます。
ワインはほんのり甘いリースリングなど合わせやすいと思いますし
まだ他にも面白いものがありそう。探してみてください。
06 Riesling les Elements(Bott Geyl)
・里芋と鰻のテリーヌ
カレーの風味に仕上げた里芋とポルト酒で炊いた鰻を
だんだんに重ねたテリーヌです。
スパイスの効いたサワークリームをお好みでつけて召し上がってください。
こちらは鰻独特の土の香りがありますしスパイスが効いているので
果実味に富んだラングドックの赤などいいと思います。
07Faugeres V.V(Liquiere)
・馬もも肉とたてがみのタルタル 加賀きゅうり添え
もはや説明の必要ないシェフ得意のタルタルです。
細かく刻んだ馬ももとたてがみをピクルスやケッパーなどと
混ぜ合わせたものに南瓜オイルを絡めた加賀きゅうりと
一緒に食べる冷前菜。
やはり樽の印象をある程度感じる白ワインが好きです。
08 Bourgogne Hautes Cote de Nuits Clos St Philibert(Meo)
<温製>
・タコのラグーと牛モエルのカネロニ グラタン仕立て
トマトと一緒に煮込んだタコとプルンとした牛骨髄を
カネロニで巻きベシャメルをかけてオーブンで焼いた熱々料理。
シェフらしい料理。かなり好きです。
あんまり重たくない北ローヌのシラーなどいいと思います。
品良くまとまったブルゴーニュなどでは正直もったいない。
04St-Joseph (Andre Perret)
・アボカド、海老、鶏胸肉のトルティーヤ風 トマトクリーム
大きめにカットしたアボカドと海老を裂いた鶏胸肉と一緒に
アンチョビクリームと合わせて、むっちり焼いたとうもろこし生地で
巻いた料理です。トマトと赤ピーマンのソースでご用意。
白ワインでもいいですがアンチョビのクリームは熟成した
ワインには合わないので、赤でもフレッシュなもので
たとえばボージョレーの色の淡い、ジューシーなワインなどいいと思います。
・燻製にかけた鮎のソーセージ エストラゴンのソース
すり身にした鮎のソーセージを鮎で巻き、燻製にかけた物。
じゃが芋のニョッキを添えて。爽やかなエストラゴンのソースでいただきます。
こちらはサンセールやアルザスのムスカ(甘くない)などいいと思います。
赤でもけんかはしないと思いますが、どうしても繊細な部分は
隠れてしまいますので白ワインをお勧めします。
・豚足とスッポン、蓮根のコロッケ
柔らかく煮上げた豚足とスッポンを蓮団子のようにむちむちの
状態にした蓮根と少し食感を残した物と一緒にコロッケしました。
ブルゴーニュの生き生きしたワインでいいのでは。
2007年のワインが非常に柔らかいものが多くて
びっくりしているのですが
ペルナンヴェルジュレスが意外にいいですよ。
フォラン アルブレやフィリップ シャルロパン パリゾなど
少しスパイス感があり色はちょっと濃い目です。
・鱧とキノコのフリカッセ
定番です。ツブ貝になったり穴子になったり変わりますが
いろんなキノコとにんにく、バター、パセリなどとシンプルに
ソテーしたお料理です。鱧の季節も終盤なのでお早めに。
何杯でもワインが飲めちゃう。
ワインはオールマイティーなのでガブガブ飲んで下さい。
ワインも続々とはいってきております。
ぜひお越しになっていただき楽しんでください。
お待ちいたしております。
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